全国各地で、新型コロナウイルスの影響による学校の休校措置が取られています。
今後、休校の長期化に備えた「オンライン学習」の導入も進むでしょう。
その時に、子どもたちが自分自身の「ID・パスワード」を管理する必要が生じてきます。
そのための【ID・パスワード記録カード】を制作しました。
写真サイズ(L判)、ハガキサイズのデータ(PDF、または画像)としてダウンロードできますので、必要な方は印刷してご利用ください。
オンライン学習用として提供されている教育サービスの多くは、メールアドレスを IDとした「アカウント(IDとパスワード)」を利用して、そのサービスに「ログイン」することが一般的です。
無償で作成できるアカウントの代表的なものとして、Googleが提供する「Gmail」があります。
大人であれば、自分の意思で作成し、管理することができますが、
13歳未満の子どもの場合、保護者が子どもの管理者となり、アカウントの管理や利用できるサービスや利用時間などの制限を行い、安全で適切な状況で利用でする仕組みが提供されています。
課金トラブルや、不適切なサイトの閲覧、年齢宣言があるゲームやアプリの利用、などの心配事が発生するまえに、
保護者側で必要な設定を行い、子どもに「アカウント」の管理などについて伝え、学ぶ機会をつくっていくことが大切です。
13歳未満の子どもがアカウントを利用する場合の対応(設定)方法について、紹介します。
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代表的なものは「AppleID」「Googleアカウント」ですが、13歳未満の子どもは自分でアカウントを登録できない仕組みになっています。保護者が規約に同意し、子どものアカウントを作成・管理することが前提とされています。
○Google アカウント(Gmail)の作成
Googleアカウント:保護者向けGoogleファミリーリンク(アプリ)をインストール→ 保護者のアカウントを選択
→ ファミリーグループの管理者になる→ お子様のGoogleアカウントを作成→ 次へ、の順に操作します。
アプリのインストール承認、閲覧できるサイトの制限、端末の現在位置やアプリの利用状況の確認、使用時間の制限などが可能です。
「Youtube」は、本来13歳未満の子どもの視聴・動画配信が不可です。ファミリーグループを利用することで「Youtube kids」の視聴が可能になります。
○iOS(iPhone・iPad)の場合
設定 → ユーザ名 → ファミリー共有 → ファミリーメンバーを追加 → お子様用アカウントを作成 → 次へ、の順に操作します。(iOS 10.2の場合は、設定> iCloud > 家族、の順。)
「承認や購入」「機能制限(利用アプリ・動画・サイト閲覧の年齢制限)」「利用時間の管理」などが可能になります。
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13歳未満の子どもたちの心身の健やかな成長のためにも、適切に利用しましょう。