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【毎パソ第19回6月大会】全員、全国ランキング上位者でした!

 

 ICTスクールNELに通う子どもたちは、早い子は年長の途中から、それぞれの進度に応じて「キーボードタイピング」に取り組み始めます。

 慣れてくると、レッスンに来るなり自分のノートを広げ、その日の目標を書き、すぐにタイピングを始めていきます。

 週に1回、10分程度の取り組みですが、確実に成長する姿を見せてくれます。

長く通う子の中には、タイピングソフトを全てクリアした後に「毎日パソコン入力コンクール」にトライするケースもあり、その人数も増えてきました。

 「第19回毎日パソコン入力コンクール6月大会」では12名のスクール生(小2〜小6)がエントリーし、全員が全国ランキング上位者に入ることができました。

 週1回、わずか10分程度でも、効率よく取り組むことで、小学生の間に実務レベルのタイピングスキルを習得しています。

 文部科学省の調査による と、小学5年生が1分間に入力できる文字数の平均は5.9文字だそうです。これでは、学校のPC室でネット検索するだけでも、文字入力が上手くできずに苦労しますし、文章を入力したり、プレゼンテーションのスライドを作成するにも時間がかかり過ぎてしまうでしょう。

 

 タイピングスキル習得の結果は「早く正確に文字入力ができること」で、大会で優勝するためではありません。(一つの目標とするには良いと思います)

 キーボードタイピングのゴールは、自分で考えた文章入力し、推敲し、発信する「表現」を高めることです。PCを活用したアウトプットのための「足」だと考えています。

 ハイハイから徒歩になり、自転車になり、自動車になり、電車や飛行機になる、そんなイメージです。タイピングスキルが上がるほど、遠くの広い世界へ発信しやすくなるでしょう。

 レッスンの中でも、新聞や動画の脚本づくりなど、文章入力や推敲を楽しみながら、文章表現のチカラを高め、より良い情報を発信するチカラを磨いて欲しいと思います。